フィギュアオタクの香港旅行記 Part.3 ~ホビー雑誌編~

こんばんは。
今回は香港旅行の記事3回目です。
3回目は香港で買ったホビー雑誌を紹介します。

では、1冊ずつ紹介していきましょう!
ちなみに伊藤は中国語はまったく読めません。
漢字の雰囲気で解釈しているので、間違ったことを書いている可能性があります。
間違っていたら、やさしく指摘してくださいね~ww
●HOBBY JAPAN 繁体中文版
発行:香港青文出版社
売価:40香港ドル
装丁:A4変形判・172ページ
内容:
日本の月刊ホビージャパンの香港版です。
香港や台湾では2009年頃から発売されているようですね。
(当時のプレスリリースはコチラ)

表紙

裏表紙
内容は、日本の同月号の約半分のページ数です。
本自体もこれだけぶ厚さが違います。

記事の内容は半分以上がガンダム関係です。
基本的に文章が中国語に訳してあるだけで、デザイン・レイアウトなどは同じです。


このように作成方法の記事もしっかりと訳されています。
ただ、ページ数が少ないので省略されているページも多いです。
省略されているページは、ざっくりと以下のとおり。
●機動戦士ガンダム サンダーボルトの作例
●クロスボーン・ガンダム ゴーストの作例
●モノクロのページほぼすべて
●宇宙戦艦ヤマトの記事
●スーパーロボット系の記事は、合間のページがいくつか省略
●仮面ライダーや戦隊のテレビの情報
●読者プレゼントや読者のページ
●ミリタリー系などのスケールモデル
●萌え系フィギュア(ねんどろいどと「七つの大罪 アスモデウス~色欲の像」のみ掲載)
●ULTRA-ACTとウルトラマン関係(←これが悲しい...)
ウルトラマンはターゲット層であるハイティーンにはウケないですかねぇ~(><;;)
そんな特撮ヒーローに冷たい編集ではありましたが、
SICの仮面ライダーのページはありましたよ。


この他にはフィギュアーツのライダーと戦隊がありました。
●電撃HOBBY 香港中文版
発行:亜州時文社
売価:40香港ドル
装丁:A4判・168ページ
内容:
日本の電撃HOBBYマガジンの香港版です。
HOBBY JAPAN同様に内容は国内版よりかなりページ数が少なく、
省略されているページも多いようです。
(手元に同月号の国内版がなかったのできちんと検証できてません)

表紙/裏表紙
記事の内容は、ほぼ半分がガンダムです。

「ガンプラビルダーズ」や「スーパーロボット大戦」の漫画も翻訳されて
掲載されています。


ガンダム以外のページは、ライダーとスーパーロボット系がかる~く。
その他は萌え系のフィギュアのページでした。
その点はHJと少し違いますね~
仮面ライダーのフィギュアーツのページ。

付録でプラモ用のデカールが付いていました。
これは日本と同じ?

●GIGA HOBBY
発行:Quill Publication
売価:38香港ドル
装丁:A4判・144ページ
公式HP:http://gigahobby.net/
内容:
こちらは、香港オリジナルの雑誌です。
街角の売店やコンビニで必ず見かけたので、
かなりメジャーなホビー雑誌なのではないでしょうか。

表紙/裏表紙
記事の内容は、表紙のキャラクターのフィギュアが、
まんべんなく紹介されているという感じです。
ガンダムはほとんどありません。

フィギュアーツのページ。

ゴーバスターズの記事も!

この雑誌にはULTRA-ACTの記事がありました!!

日本の萌えアニメ?の紹介も。

現地のフィギュアショップの広告も載ってます。

先に香港オリジナルの雑誌と書きましたが、
記事を見れば見るほどなにかの雑誌に似ているような気がするんですが…
気のせいでしょうか?
ちなみに付録?でL判サイズのフィギュアのカードが2枚入っていました。

この雑誌には公式ページ(http://gigahobby.net/)があります。
いくつかの記事はこのページから見れるので、
気になった方はアクセスしてみてください。
●機動世界
発行:機動世界
売価:20香港ドル
装丁:A4判・中綴じ・64ページ
内容:
こちらも、香港オリジナルの雑誌です。
香港国際空港内の書店で見つけました。

表紙/裏表紙
記事の内容は上級のモデラーさん向けではないかなと思います。
だって、トップ記事がハンマ・ハンマですよ!!www
しかも「全自製」と書いてあるのでおそらくフルスクラッチです。

中央のページにはポスターにできるページがあります。

静岡ホビーショーのレポートが載っていたり、

これは、どこ製のマジンカイザーだ??

非公認戦隊の記事もありました!

イチバン謎なのは、このページ。
4ページにわたって映画「ウルトラ8兄弟」の怪獣が紹介されています。

なぜこのタイミングで8兄弟?
この他にも大魔神のスタチューや、
Part.1で紹介した旺角(モンコック)のガンダムのフルスクラッチモデルが
多数置いてあるお店のユニコーンのプラモなども紹介されていました。
権利的に「大丈夫か?」と思うところもありますが、
内容が濃かったので楽しいです
「機動世界」はなかなか濃い雑誌でした~ww
●LUCKY
発行:柘植社
売価:25香港ドル
装丁:A5判・120ページ
内容:
こちらも香港オリジナルの雑誌です。
香港国際空港内の書店で見つけました。
仮面ライダーとスーパー戦隊がメインです。
子供向けの雑誌です。

表紙/裏表紙
表紙に載っているとおり、仮面ライダーはディケイド、
戦隊は侍戦隊シンケンジャーです。
前回紹介したトイザらスの商品ラインナップと同じですね。
記事の内容は、まずはディケイドとシンケンジャーのおもちゃの紹介。

そして、次にそれぞれの漫画が載っています。
仮面ライダーディケイドの漫画。

ディケイドは、なんと最終回!!
TVシリーズの最終回と同じ展開のようです。
シンケンジャーの漫画。

あとはオリジナルのギャグ漫画?

この他にも何本かヒーロー以外の漫画が掲載されていました。
付録のシール。

香港の子供は、この雑誌から仮面ライダーやシンケンジャーの
情報や物語を仕入れるのでしょうか?
雑誌の中には、一切実写のディケイドやシンケンジャーはなく、
おもちゃの写真とイラストのみでした。
掲載の許可をとっていないのでしょうか~??
いろいろ、謎の残る雑誌です。
<総括>
というわけで、香港で購入したホビー雑誌を紹介しました。
これらの雑誌は、現地ではほとんど書店では売っておらず(香港国際空港の書店を除く)、
コンビニや路地の売店で売られていました。
雑誌は、書店ではなくてコンビニなどで買うものなのでしょうか?
GIGA HOBBYとHOBBY JAPANの2冊は、九龍で訪れたほぼすべてのコンビニで見かけました。
価格も1香港ドル=10円と考えると、すべて500円以内で購入できます。
安いですね~。
特撮が少なかったのは、残念ですが、
記事の割合を考えると日本とさほど変わらないような気がします。
ところで、すでにTwitterなどでもつぶやいているので、
ご存知の方も多いかと思いますが、香港の雑誌を見ていて気づいたことがありました!
それがこれ↓↓

超人吉田!!
香港では初代ウルトラマンのことを「超人吉田」というようですwww
中国の本土の方では「奥特曼」らしんですけどね。
この名前の理由は、Twitterのフォロワーさんからの情報によると、
もともとは「超人早田」になるはずが、
「早田(ハヤタ)」という日本人名が現地では馴染みがないということで
「吉田」になったらしいです。
なんじゃそら!!!
香港とは、不思議な場所です。
それではまた!